AI セキュリティツールを騙すため設計されたマルウェア | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

AI セキュリティツールを騙すため設計されたマルウェア

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は7月14日、AIベースのセキュリティツールを標的としたプロンプトインジェクション攻撃マルウェアを発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は7月14日、AIベースのセキュリティツールを標的としたプロンプトインジェクション攻撃マルウェアを発見したと発表した。

 Check Point Software Technologies Ltd.の脅威インテリジェンス部門であるCheck Point Research(CPR)は、AIベースのセキュリティツールを騙すために設計されたマルウェアの事例を初めて発見しており、発見されたマルウェアは、コードに自然言語のテキストを埋め込み、AIモデルに影響を及ぼしてマルウェアを良性と誤認させるように設計されていたという。

 CPRによると、発見された事例はマルウェアのコードを変更するのではなく、AIそのものを操作することで検知を回避しようとするもので、プロンプトインジェクションを通じてAIに「話しかけ」、ファイルが無害であるかのように認識を操作していた。

 回避の試みは成功しなかったが、CPRでは「AI回避」という新たな脅威のカテゴリーが出現したことを示すとし、今回の発見は、マルウェアの解析・検出ワークフローにおける生成AIの利用拡大に対し、攻撃者がどのように適応しているかを浮き彫りにするものとしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. UPSIDERホールディングスへの不正アクセス、個人情報・法人情報の流出の可能性は極めて低いと判断

    UPSIDERホールディングスへの不正アクセス、個人情報・法人情報の流出の可能性は極めて低いと判断

  5. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

ランキングをもっと見る
PageTop