P2P メッシュ型 VPN プラットフォームサービス「Runetale」開発企業に HENNGE が出資 | ScanNetSecurity
2025.11.21(金)

P2P メッシュ型 VPN プラットフォームサービス「Runetale」開発企業に HENNGE が出資

 HENNGE株式会社は8月20日、P2PメッシュVPNプラットフォームサービス「Runetale」を開発、提供するRunetale株式会社への出資を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
HENNGEとRunetaleのロゴ
HENNGEとRunetaleのロゴ 全 1 枚 拡大写真

 HENNGE株式会社は8月20日、P2PメッシュVPNプラットフォームサービス「Runetale」を開発、提供するRunetale株式会社への出資を発表した。

 セキュリティ、高速性、設定の容易さを両立させたメッシュ型のVPNプラットフォーム「Runetale」は、P2P型の暗号通信プロトコル「WireGuard」をベースに、デバイスやアプリケーションが安全かつ直接通信する環境を提供する。

 HENNGEではこれまでも事業シナジーの高いBtoB SaaS企業に出資を行っており、Runetale社についても、サービスの独自性やマーケットの将来性、HENNGEの顧客にRunetaleを活用する潜在的ニーズがある点から、双方の事業シナジーを生み出せると考え、出資のうえで、事業戦略、営業・マーケティング、技術・製品開発の面で支援するとのこと。

 両社ではRunetaleのWindows環境への最適化、複数の企業ネットワークの管理、ネットワーク可視化といったエンタープライズ向け機能の開発に取り組んでいる。またRunetale社では、Runetaleのソフトウェアについて、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開し、開発コミュニティを支援していくことを予定している。

 HENNGE 代表取締役社長の小椋一宏氏は「Runetaleの技術は、「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」というHENNGEの理念をまさに企業ネットワークで実現するものです。HENNGEは、270万ユーザーの実績を持つSaaS事業会社として、Runetaleの事業戦略、営業・マーケティング活動、技術・製品開発まで全方位で支援することで、両社のお客様に提供する価値の最大化を目指してまいります。」とコメントしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 身代金支払を断固拒否してカーネギーメロン大学ほかセキュリティ研究組織に要求額と同額を寄付したCTO

    身代金支払を断固拒否してカーネギーメロン大学ほかセキュリティ研究組織に要求額と同額を寄付したCTO

  2. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  3. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  4. Amazon を装ったフィッシング詐欺メールによる被害を防ぐ 3 ポイント

    Amazon を装ったフィッシング詐欺メールによる被害を防ぐ 3 ポイント

  5. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

ランキングをもっと見る
PageTop