Googleにしのびよるアドウェア
米国のニュースサイト『Newsdays.com』が18日、コロラド州のスパイウェア対策ソフトを提供する企業Webroot Softwareが、検索エンジンのGoogleの結果を変えてしまうアドウェアについて警告していると報じた。
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Webrootでスパイウェアなどの脅威についての研究部門を統括するポール・ピカード取締役は、「(このプログラムは)検索条件を用いて、Googleの結果をそのソフトの持つ結果に勝手に変えてしまう」という。検索結果はGoogleによるものと殆ど同じように見えるため、インターネットの初心者はもちろん、検索に慣れているユーザーでさえ騙されてしまう。
プログラムはセキュリティ業界が2searchとpremiumsearch.netと名づけた。2searchはマイクロソフトのInternet Explorerにアドオンとして、または別のブラウザ機能として動作する。マイクロソフト側は、ブラウザのセキュリティの強化にはWindows XPの更新版をダウンロードすることで防ぐことができるし、またアドオン対策機能を備えたInternet Explorer 7を、現在、開発中だと話している。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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