イベントや災害を悪用するオンライン詐欺の手口について解説(マカフィー) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

イベントや災害を悪用するオンライン詐欺の手口について解説(マカフィー)

マカフィー株式会社は3月23日、サイバー犯罪者が祝日やスポーツイベント、災害を悪用するオンライン詐欺の手口について、同社McAfee Labsの解説をブログにまとめている。サイバー犯罪者はバレンタインデーはもちろん、FIFAワールドカップやオリンピックなど注目度の高い

脆弱性と脅威 脅威動向
マカフィー株式会社は3月23日、サイバー犯罪者が祝日やスポーツイベント、災害を悪用するオンライン詐欺の手口について、同社McAfee Labsの解説をブログにまとめている。サイバー犯罪者はバレンタインデーはもちろん、FIFAワールドカップやオリンピックなど注目度の高いスポーツイベントに乗じてオンライン詐欺をもくろみ、さらに悪質な犯罪者はハイチ、チリ、日本で最近発生した大地震や津波といった災害ですら、ユーザを罠にかけるために悪用する。

これらの詐欺で使用される手法は、きっかけは異なるものの基本的に同じ手口を使用している。3月17日の聖パトリックの祝日でも、多くのオンライン詐欺が確認された。なかでも、いきなりオンラインでの儲け話が始まるものでは、ユーザを誘導するサイトを隠すため、短縮URLが使用されている。もはや短縮URLはオンライン詐欺における常套手段だ。リンク先のサイトでは、インターネット百万長者になる方法、知識、ソフトウェアを販売していた。同社では、大きなニュースとなる祝日やスポーツイベント、災害の際には、サイバー犯罪者がユーザを罠に陥れようと狙っていることを忘れないよう呼びかけている。
(吉澤亨史)

http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/content.asp?id=1195

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop