【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月31日午後3時現在)…復旧中間報告 | ScanNetSecurity
2024.05.02(木)

【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月31日午後3時現在)…復旧中間報告

 東京電力が5月31日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

製品・サービス・業界動向 ダイジェストニュース
福島第二原子力発電所 原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画書に係る実施状況報告(中間報告)について(概要)
福島第二原子力発電所 原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画書に係る実施状況報告(中間報告)について(概要) 全 1 枚 拡大写真
 東京電力が5月31日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※5月30日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへ移送を開始。同日午後4時、移送を終了。

※5月30日、2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリングを実施。分析の結果、当該システム入口でキセノン135が検出限界値(0.1ベクレル/立方センチメートル)未満であり、再臨界判定基準である1ベクレル/立方センチメートルを超えていないことを確認。

※5月31日午前8時36分、第二セシウム吸着装置において、フィルタの逆洗をするため、当該装置を一時停止。

※5月31日午後1時41分、3号機使用済燃料プールへ循環冷却系を用いたヒドラジンの注入を開始。

 東京電力は5月31日、復旧計画書に係るこれまでの実施状況(中間報告)についてとりまとめ、経済産業大臣、福島県知事、楢葉町長、富岡町長に提出した。あわせて4号機の復旧完了状況等を反映した復旧計画書を提出した。

 また東京電力は同じ5月31日、4月末までの被ばく線量評価値についてとりまとめ、厚生労働省へ報告した。それによると4月に新たに作業に従事した人数は644名。4月に作業に従事した作業者の外部被ばく線量の最大値は23.53ミリシーベルトであり、内部被ばく線量で有意な値は確認されていないという。

《編集部@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  4. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  5. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  6. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  7. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  8. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  9. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  10. トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

    トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

ランキングをもっと見る