Google検索を自動的に暗号化しプライバシー保護を強化(Mozilla Japan) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

Google検索を自動的に暗号化しプライバシー保護を強化(Mozilla Japan)

 Mozilla Japanは17日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 14」(14.0.1)を公開した。Windows、Mac、Linux版が更新されている。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
EV SSL証明書を使用しているサイトでは、緑色の鍵のアイコンとサイト運営者名が表示される
EV SSL証明書を使用しているサイトでは、緑色の鍵のアイコンとサイト運営者名が表示される 全 2 枚 拡大写真
 Mozilla Japanは17日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 14」(14.0.1)を公開した。Windows、Mac、Linux版が更新されている。

 「Firefox 14」では、Google検索を自動的に暗号化することで、プライバシー保護が強化された。またこれにより、Googleが開発した次世代通信プロトコル「SPDY」に対応したサイトではパフォーマンスが向上するという。またロケーションバーの左端に表示されるサイト識別情報のデザインが変更され、EV(Extended Validation)SSL証明書を導入している認証済みサイトが確認しやすくなったとのこと。

 開発者向け機能としては、ポインタロックAPIを実装し、一人称視点ゲームのようなWebアプリケーションでマウスの柔軟な制御が可能になっている。その他、前バージョンで見つかったセキュリティ問題の修正も含まれているとのこと。現在すでにFirefoxを利用している場合、数日中に最新版へ自動更新される。

 あわせてThunderbirdの最新版も公開。さまざまなバグ修正とパフォーマンスの向上が図られている。

最新版「Firefox 14」が公開……Google検索を暗号化しプライバシー保護を強化

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  4. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  5. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  6. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  7. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  8. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  9. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  10. トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

    トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

ランキングをもっと見る