マルウェアの検出率が1%上がるだけでも企業のコストは大幅に抑制される(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

マルウェアの検出率が1%上がるだけでも企業のコストは大幅に抑制される(エフセキュア)

エフセキュアは、企業向けエンドポイントセキュリティ製品である「エフセキュア クライアント セキュリティ」の最新版が、第三者機関AV-TESTによるテストで新しいマルウェアに対する検出率でトップレベルのスコアを達成したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
エフセキュア株式会社は2月18日、企業向けエンドポイントセキュリティ製品である「エフセキュア クライアント セキュリティ」の最新版が、第三者機関AV-TESTによるテストで新しいマルウェアに対する検出率でトップレベルのスコアを達成したと発表した。大企業におけるサイバー攻撃に関するコストは年間数億円にも上り、中小企業でも毎月数十万円になる。企業にとって高いマルウェア検出率の重要性はますます大きくなっている。

同社のコーポレートセキュリティビジネス担当副社長であるPekka Usva氏は「中小中堅企業はマルウェアのクリーンアップコストだけでなく、生産性低下、データ損失、状況調査や事後対応へのコスト負担も強いられています。これら全体を考えると、検出されないマルウェアはビジネスに甚大な影響を与えています。たとえ1%でも高い検出率はコストを大幅に抑制します」と述べている。クライアント セキュリティの検出テスト「ディープガード4」において、同社製品は98~100%の検出率を記録した。業界平均は約90%であるという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop