mixiのメッセージを利用した悪質なフィッシング詐欺を確認(mixi) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

mixiのメッセージを利用した悪質なフィッシング詐欺を確認(mixi)

 mixi運営事務局は8日、mixiのメッセージを利用した悪質なフィッシング詐欺が出回っているとして、その内容を公表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
フィッシングメールの例
フィッシングメールの例 全 5 枚 拡大写真
 mixi運営事務局は8日、mixiのメッセージを利用した悪質なフィッシング詐欺が出回っているとして、その内容を公表した。

 いくつかのバリエーションがあるが、基本的にメッセージはmixi運営事務局からの連絡を装い、ログイン情報を聞き出そうとする。いずれも、偽アカウントの多発などを理由にして、ユーザーのIDとパスワードを返信させようとする内容だ。ちなみに、正式な組織名は「mixi運営事務局」だが、犯罪者側は「mixi運営部」と微妙に異なる名称を名乗っている点も共通している模様。

 ミクシィは「不審なメッセージを受け取ったら決して返信されないようお願い申し上げます」「大変悪質な行為であり、弊社といたしましても然るべき対応を進めている状況です」としている。なお今後異なる文言や手法の出現も有り得るので、見知らぬアカウントからのmixiメッセージには、いましばらく注意が必要だろう。

mixiを騙るフィッシング詐欺が出現……運営を名乗って情報詐取

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop