大容量データのアーカイブやバックアップ用として使用されているデータテープ事業から撤退(TDK)
TDKは29日、データテープ事業から撤退することを発表した。2013年10月末に生産を終了、2014年3月末に販売を終了する。連結子会社であるメディアテックは清算する。
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メディアテックは、大容量データのアーカイブやバックアップ用として使用されているLTO(Linear Tape Open)を製造・販売している会社。現在TDKでは、受動部品を中核事業とした収益の改善を進めており、グループ全体のポートフォリオの見直しおよび事業の選択と集中を行っている。近年テープストレージ市場は縮小傾向にあり、事業環境が厳しいため、今後の成長は困難と判断した。
このため、2014年3月末を目途にデータテープ事業から撤退することを決定。メディアテックについても2014年3月末を目途に清算を行う。従業員数は144名(8月29日現在。TDKからの出向者を含む)。
TDK、バックアップ用のデータテープ事業から撤退……子会社を精算
《冨岡晶@RBB TODAY》
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