Microsoft Windows の Win32k.sys ドライバの実装に起因する整数オーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.01.10(土)

Microsoft Windows の Win32k.sys ドライバの実装に起因する整数オーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

Microsoft Windows の Win32k.sys ドライバに整数オーバーフローを引き起こしてしまう脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
Microsoft Windows の Win32k.sys ドライバに整数オーバーフローを引き起こしてしまう脆弱性が報告されています。
システムにアクセス可能なローカルの悪意あるユーザに利用された場合、システムを不正に停止される可能性があります。
脆弱性を悪用された場合の影響度が高いため、パッチ未適用の Windwos OS を利用するユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
4.9
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2013-5058&vector=%28AV%3AL/AC%3AL/Au%3AN/C%3AN/I%3AN/A%3AC%29


3.影響を受けるソフトウェア
サポートされる全ての Microsoft Windows OS


4.解説
Microsoft Windows には、ウィンドウやグラフィックなどを管理する Windowsカーネルモードドライバ (win32k.sys) が実装されています。

Microsoft Windows の Win32k.sys には、RFONTOBJ::bTextExtent() 関数における符号付除算 (Signed Divide) 処理に不備があります。
このため、NtGdiGetTextExtent() 関数を介して、ユーザモードからカーネルモードに不正なデータが引き渡された場合、当該関数で整数オーバーフローが発生する脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでシステムにアクセス可能なローカルの攻撃者は、ブルースクリーン (BSOD) を発生させ、結果としてシステムをサービス不能状態にする可能性があります。


5.対策
以下の Web サイトを参考に、それぞれの Windows OS バージョンに対応する
パッチ (MS13-101) を入手し適用することで、この脆弱性を解消することが可
能です。
または、Windows Update/Microsoft Update を行うことでも同様に脆弱性を解
消することが可能です。

MS13-101:
http://technet.microsoft.com/security/bulletin/MS13-101


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー・グリッド研究所

※Web非公開該当コンテンツ閲覧をご希望の方はScan Tech Reportにご登録(有料)下さい。

Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  4. 埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

    埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

  5. GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM が「React2Shell(CVE-2025-55182)」の検知に対応

    GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM が「React2Shell(CVE-2025-55182)」の検知に対応

ランキングをもっと見る
PageTop