不正送金マルウェアの国際的な感染駆除作戦に協力、感染者への注意喚起を実施(総務省) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

不正送金マルウェアの国際的な感染駆除作戦に協力、感染者への注意喚起を実施(総務省)

 総務省は18日、不正送金マルウェアの国際的な感染駆除作戦に協力し、「官民連携による国民のマルウェア対策支援プロジェクト ACTIVE」(Advanced Cyber Threats response InitiatiVE)を通じて、感染者への注意喚起を実施することを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
ACTIVEの取り組み(総務省資料より)
ACTIVEの取り組み(総務省資料より) 全 2 枚 拡大写真
 総務省は18日、不正送金マルウェアの国際的な感染駆除作戦に協力し、「官民連携による国民のマルウェア対策支援プロジェクト ACTIVE」(Advanced Cyber Threats response InitiatiVE)を通じて、感染者への注意喚起を実施することを発表した。

 ここ最近、コンピュータのマルウェア感染を原因とする、インターネットバンキング不正送金事案が多発している。これに対抗し、米国連邦捜査局(FBI)及び欧州刑事警察機構(ユーロポール)を中心に、マルウェア「Game Over Zeus」の国際的な駆除作戦が行われている。日本も警察庁がこれに協力している。

 今回、ACTIVEの取組を活用して、本作戦において得られた情報をもとに、国内インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)事業者に対して感染者に関する情報提供を行い、各ISP事業者から利用者への注意喚起を促進するとのこと。

総務省、ネットバンキング不正送金について注意喚起

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop