SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析(NICT) | ScanNetSecurity
2026.08.21(金)

SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析(NICT)

 情報通信研究機構(NICT)は8日、SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析できる、“対災害SNS情報分析システム”「DISAANA(ディサーナ)」のリアルタイム版サイトを試験公開した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
質問に応じた情報を、柔軟に表示
質問に応じた情報を、柔軟に表示 全 5 枚 拡大写真
 情報通信研究機構(NICT)は8日、SNS上にあふれる膨大な災害関連情報をリアルタイムに分析できる、“対災害SNS情報分析システム”「DISAANA(ディサーナ)」のリアルタイム版サイトを試験公開した。

 「DISAANA」(DISAster information ANAlyzer)は、「大雪が降っているのはどこ?」「孤立しているのはどこ?」「京都で交通事故が発生しているのはどこ?」といった普通の文章で質問することで、Twitterに投稿された情報を分析し、回答候補を表示できるシステムだ。一般利用者でも、今起きている災害の情報を、簡単に入手できるという。システムは、パソコンのWebブラウザ、スマートフォン等から利用可能。

 NICTの耐災害ICT研究センターおよびユニバーサルコミュニケーション研究所が開発。東日本大震災の経験を踏まえ、SNS上に存在する有用な災害情報を迅速に分析し、被災者/救援活動者双方に有用な情報を提供することを目的としている。昨年11月には、東日本大震災直後の1か月間の日本語の全投稿(ツイート)約6.5億件を対象とした試験も行われている。

 たとえば、大雪に関する情報を取得するために、「どこで大雪が発生していますか?」「どこで孤立していますか?」という質問を入力すると、さまざまな表現の違いを考慮して回答候補を幅広く抽出し、また、それを地図上あるいはカテゴリ別にリストとして表示する。分析結果は最長4日間保持される。スマートフォンでは、パソコン版と同様の機能に加え、GPS情報が利用可能な場合、現在地周辺の災害関連情報をボタン1つで抽出して表示できる。

 さらに、「デマ」との指摘、矛盾する情報がある回答候補には、特別に「矛盾情報あり」というマークを付与して表示。オリジナルツイートを確認することで、信憑性を把握できるようになっている。

誰でもSNSの災害情報をリアルタイム検索できる「DISAANA」が試験公開

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

    アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

  2. ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

    ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

  3. さくらインターネットに不正アクセス、会員情報 1,360,563 アカウントが影響を受けた可能性

    さくらインターネットに不正アクセス、会員情報 1,360,563 アカウントが影響を受けた可能性

  4. シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

    シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

  5. 杉並区が郵便宛名ラベルに「国籍」を記載 ~ データ出力時の項目選択誤り

    杉並区が郵便宛名ラベルに「国籍」を記載 ~ データ出力時の項目選択誤り

ランキングをもっと見る
PageTop