情報セキュリティ研究者たち「Tor 秘匿サービスのユーザーを特定するのは、あまりに容易だ」~どうやらオープンにしたほうが安全らしい(The Register) | ScanNetSecurity
2026.03.15(日)

情報セキュリティ研究者たち「Tor 秘匿サービスのユーザーを特定するのは、あまりに容易だ」~どうやらオープンにしたほうが安全らしい(The Register)

「それは常識的に考えられることと大きく反するので、人々はそれについて知っておくべきだと我々は考えた。ただし『誰でも特定できるようにする』ためには、(この手法だけではなく)接続の『入口』側の何かを制御する必要がある」

国際 TheRegister
【文末に追加更新情報あり】
アムステルダムで今週(編集部註:2015 年 5 月第 5 週)開催された「Hack in the Box」カンファレンスにて講演を行ったセキュリティ研究者たちが、Tor の「秘匿サービス(hidden services)」のユーザーは――もし攻撃者が時間とリソースを費やすことを厭わないのであれば――自身を特定されるリスクがあるということを実証した。

この発見は重要だ。なぜなら「Tor ネットワークを利用し、匿名でオープンウェブを閲覧する」という一般性の高い行動よりも、秘匿サービスのブラウジングのほうが安全であると考えられてきたからだ。

そうではない、と語っているのは CloudFlare のセキュリティチームのメンバー Filippo Valsorda と、無所属の研究者 George Tankersley である。彼らはそのプレゼンテーションで、秘匿サーバへの匿名アクセスを破るのは――もしも攻撃者が狡猾であるなら――驚くほど簡単であり、従って、おそらくはそのサーバのユーザーを特定するのも簡単であるということを示した。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  2. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  3. 誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

    誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

  4. EC サイトを狙うデジタルスキミング、どう犯罪は行われるのか

    EC サイトを狙うデジタルスキミング、どう犯罪は行われるのか

  5. 大阪市敬老優待乗車証交付申請書を紛失、誤廃棄の可能性(大阪市)

    大阪市敬老優待乗車証交付申請書を紛失、誤廃棄の可能性(大阪市)

ランキングをもっと見る
PageTop