大雨による浸水・冠水被害を受けた車両の対処方法を公開 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

大雨による浸水・冠水被害を受けた車両の対処方法を公開

 台風にともなう大雨により、茨城県・宮城県をはじめ、広い地域で浸水や冠水による被害が発生した。これを受け国土交通省は、「浸水・冠水被害を受けた車両」の対処方法をサイトで公開した。また東京電力は、被害状況の発表とともに、復旧に関するQ&Aを公開した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
外したターミナルは、バッテリーと接触しないようテープで覆う必要などがある(国交省サイトより)
外したターミナルは、バッテリーと接触しないようテープで覆う必要などがある(国交省サイトより) 全 3 枚 拡大写真
 台風にともなう大雨により、茨城県・宮城県をはじめ、広い地域で浸水や冠水による被害が発生した。これを受け国土交通省は、「浸水・冠水被害を受けた車両」の対処方法をサイトで公開した。また東京電力は、被害状況の発表とともに、復旧に関するQ&Aを公開した。

 国土交通省によると、水に浸った車両は、問題がなさそうに見えても、電気系統のショートにより火災が発生するおそれがあるという。そのため、「自分でエンジンをかけず、整備工場に相談すること」(特に、ハイブリッド車や電気自動車)、「バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておくこと」を呼びかけている。

 また東京電力では、電気設備が損傷していた場合、漏電による火災や感電のおそれがあるため、一つずつ設備や家屋を確認し復旧を行っており、そのため時間がかかっている背景を説明。現在24時間体制で復旧に努めているという。また、立ち会いのもと、電気設備の点検が必要なため、被害者宅に訪問時に不在の場合、「電気の送電について(連絡のお願い) 」を投函し、送電を見合わせるケースがあるとのこと。

「バッテリーはマイナス側を外す」、水難に遭った自動車の対処を国交省がアドバイス

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  5. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop