「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス) | ScanNetSecurity
2026.04.03(金)

「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス)

マクニカネットワークスは、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」
特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」 全 3 枚 拡大写真
マクニカネットワークス株式会社は6月13日、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。同レポートは、同社が2014~2015年に多く観測された「Emdivi」と呼ばれるRAT(Remote Access Trojan)が用いられた攻撃キャンペーンを分析し、攻撃者が使う手法(TTPs:Tactics, Techniques, and Procedures)と、標的型攻撃に従来からよく見られるTTPs、そして企業の成熟度に応じた対策の考え方を解説している。

レポートによると、Emdiviはマルウェアを添付したメールが大半であるが、正規のWebサイトを改ざんした攻撃(水飲み場攻撃)も確認されており、イタリアのHacking Team社から漏えいしたとされるFlash Playerの脆弱性(CVE-2015-5119)を利用したゼロデイ攻撃であった。また、合計163個のEmdivi検体のコンパイル時刻を分析すると、中国標準時(UTC+8)のビジネスアワーにほぼ収まっており、土日に作られた検体がほとんどないことから、組織的に作られたマルウェアであることが推測されるとしている。さらに、サイバーキルチェーンをベースにしたソリューションマッピングも掲載している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  2. 撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

    撮影と投稿は医療従事者としてあってはならないこと ~ 看護師が自分の電子カルテ画面を Instagram に投稿

  3. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  4. Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

    Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

  5. F5 BIG-IP Access Policy Manager に認証を必要としないリモートコードの実行につながる脆弱性

    F5 BIG-IP Access Policy Manager に認証を必要としないリモートコードの実行につながる脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop