「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス) | ScanNetSecurity
2026.05.14(木)

「Emdivi」の分析結果の詳細レポートを公開(マクニカネットワークス)

マクニカネットワークスは、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」
特定業界や組織を狙ったと思われる「おとりファイル」 全 3 枚 拡大写真
マクニカネットワークス株式会社は6月13日、レポート「標的型攻撃の実態と対策アプローチ 第1版」を公開した。同レポートは、同社が2014~2015年に多く観測された「Emdivi」と呼ばれるRAT(Remote Access Trojan)が用いられた攻撃キャンペーンを分析し、攻撃者が使う手法(TTPs:Tactics, Techniques, and Procedures)と、標的型攻撃に従来からよく見られるTTPs、そして企業の成熟度に応じた対策の考え方を解説している。

レポートによると、Emdiviはマルウェアを添付したメールが大半であるが、正規のWebサイトを改ざんした攻撃(水飲み場攻撃)も確認されており、イタリアのHacking Team社から漏えいしたとされるFlash Playerの脆弱性(CVE-2015-5119)を利用したゼロデイ攻撃であった。また、合計163個のEmdivi検体のコンパイル時刻を分析すると、中国標準時(UTC+8)のビジネスアワーにほぼ収まっており、土日に作られた検体がほとんどないことから、組織的に作られたマルウェアであることが推測されるとしている。さらに、サイバーキルチェーンをベースにしたソリューションマッピングも掲載している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

  2. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

  3. 5,000 万円流出 ~ 日本和装ホールディングスへの虚偽の送金指示

    5,000 万円流出 ~ 日本和装ホールディングスへの虚偽の送金指示

  4. 顧客データ移転作業中にクラウド環境の設定誤り マイナンバー含む個人情報漏えいの可能性

    顧客データ移転作業中にクラウド環境の設定誤り マイナンバー含む個人情報漏えいの可能性

  5. 大山鳴動 深刻度「低」脆弱性 1 匹 ~ cURL開発者「脆弱性発見 AI Mythos は宣伝目的の茶番」

    大山鳴動 深刻度「低」脆弱性 1 匹 ~ cURL開発者「脆弱性発見 AI Mythos は宣伝目的の茶番」

ランキングをもっと見る
PageTop