ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

富士キメラ総研は、国内のネットワークセキュリティビジネス市場を調査し、その結果を「2017 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 上巻・下巻」にまとめたと発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)
ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研) 全 1 枚 拡大写真
株式会社富士キメラ総研は11月16日、国内のネットワークセキュリティビジネス市場を調査し、その結果を「2017 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 上巻・下巻」にまとめたと発表した。上巻は市場編として、セキュリティサービス16品目、セキュリティ製品28品目の市場を分析し、将来を予測。下巻は企業編として、セキュリティソリューションプロバイダ33社、セキュリティツールベンダ24社の事例分析を行い、セキュリティソリューショントレンドを明確化している。

セキュリティサービス市場は、マネージドセキュリティサービスが中心となって拡大している。今後は、サイバー攻撃およびサイバー攻撃による情報漏えいなどの被害の増加などを背景に、特に統合セキュリティ監視サービス、不正アクセス監視サービス、DaaSに対する需要が増加していくとみている。

国内のネットワークセキュリティビジネス市場を「ゲートウェイセキュリティ」「メールセキュリティ」「Webセキュリティ」「IDセキュリティ」「端末セキュリティ」「その他」の6つのカテゴリ別にみると、ゲートウェイセキュリティは、市場の45.8%(2016年度)と高い比率を占めた。今後も堅調に拡大していくとみている。また、注目市場としてセキュリティサービスでは「不正アクセス監視サービス」、セキュリティ製品では「シングルサインオン(SSO)」を挙げ、市場予測を紹介している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop