中小企業のIT市場、2018年は前年比1.5%増の4兆1,214億円(IDC Japan)
IDC Japanは、国内SMB IT市場(SMB:Small and Medium-sized Business、中堅中小企業)の2018年~2022年の予測を発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
2018年の国内SMB IT市場においては、2020年1月のWindows 7のサポート終了に伴うPCの更新需要に加えて、同じく2019年10月に予定されている「消費税増税/軽減税率制度」への対応を目的にした関連システムの刷新、改修が見込まれることから、市場規模は4兆1,214億円で前年比1.5%とプラス成長を予測している。
2020年は、前年までのIT支出の反動から、小企業、小規模企業でマイナス成長に落ち込むものの、中小規模や中堅企業では、引き続きシステム刷新、新規開発が継続することから、IT支出が拡大するとみている。産業分野別では、特に情報サービス、製造、医療、金融において高い成長率が見込まれるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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