「必要性を感じない」は2.3%、SOARへの期待から注目集まる(パロアルトネットワークス)
パロアルトネットワークスは、「セキュリティオペレーションジャパンサーベイ 2020」の結果を発表した。
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レポートでは、国内企業におけるセキュリティオペレーションと、セキュリティオペレーションの効率化や高度化を実現する「SOAR(Security Orchestration Automation and Response)」の国内での現状をまとめている。調査結果によると、SOARの導入状況は8.9%が「導入済み」、24.4%が「現在導入検討中」と回答しており、注目され始めていることがわかる。特に、セキュリティ成熟度が高い企業における導入率、検討率の高さが目立った。
SOARを導入していない企業に対し、その理由を聞いた結果では、「どこまで自動化していいかわからない(46%)」「必要な作業フローが整備されていない(41%)」「費用対効果がわからない(27.0%)」が上位となった。なお、「必要性を感じない」と回答したのは2.3%にとどまった。セキュリティオペレーションにおける課題では、「スキル不足(43%)」「一部人材のスキルへの依存(43%)」「人材不足(42%)」「セキュリティ製品が複数あり煩雑(30%)」など、「人」と「セキュリティ製品」に関わる課題が多かった。
《ScanNetSecurity》
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