McAfee Labs 脅威レポート 2020年版、コロナ便乗脅威 605 %に増加 ほか | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

McAfee Labs 脅威レポート 2020年版、コロナ便乗脅威 605 %に増加 ほか

マカフィー株式会社は11月17日、2020年第2四半期の脅威レポート「McAfee Labs 脅威レポート:2020年11月」を発表した。同レポートでは、パンデミックの発生した2020年第1四半期の後、第2四半期には在宅勤務が浸透し、新しいサイバーセキュリティの課題が生まれたとしている。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
マカフィー株式会社は11月17日、2020年第2四半期の脅威レポート「McAfee Labs 脅威レポート:2020年11月」を発表した。同レポートでは、パンデミックの発生した2020年第1四半期の後、第2四半期には在宅勤務が浸透し、新しいサイバーセキュリティの課題が生まれたとしている。

同レポートによると、第2四半期では1分間の平均脅威数は419件で、COVID-19に便乗した脅威は605%に増加、新しいMicrosoft 365マルウェアは103%増加、新しいPowerShellマルウェアは117%増加した。

クラウドインシデントが検出された国トップ10として、アメリカ、タイ、インド、ニューカレドニア、ロシア、オランダ、ブラジル、英国、ウクライナ、香港を挙げ、標的となった国として、アメリカ、英国、イタリア、フランス、インド、カナダ、スペイン、ドイツ、オーストラリア、ポルトガルを挙げ、公表されたセキュリティインシデントのおよそ27%はアメリカで発生していることを指摘している。

さらに同レポートでは、インスタンス メタデータを使用したAWS内アプリへの侵入や、OneDriveフィッシングについても取り上げている。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  3. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  4. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  5. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  8. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  9. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  10. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

ランキングをもっと見る