ITR、国内のDDoS攻撃の対策市場規模の推移と予測を発表 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

ITR、国内のDDoS攻撃の対策市場規模の推移と予測を発表

株式会社アイ・ティ・アールは4月20日、国内のDDoS攻撃の対策市場規模推移および予測を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
DDoS攻撃対策市場規模推移および予測(2018~2024年度予測)
DDoS攻撃対策市場規模推移および予測(2018~2024年度予測) 全 1 枚 拡大写真
株式会社アイ・ティ・アールは4月20日、国内のDDoS攻撃の対策市場規模推移および予測を発表した。

同社の調査によると、DDoS攻撃対策市場の2019年度の売上金額は前年度比11.1%増の51億1,000万円であっった。

2020年度について同社では、テレワークに伴うクラウドサービスやeコマースの利用者増加により、サービス提供事業者ではネットワーク回線を増強しているが、これらはDDoS攻撃の大規模化を誘発するため攻撃を受けた場合の被害は甚大となり得るとし、またダークウェブから攻撃ツールを入手すれば発見しづらい巧妙なDDoS攻撃や執拗なDDoS攻撃が可能となるため、DDoS攻撃対策への必要性が一段と高まり、前年度比14.9%増を予測している。

同社のコンサルティング・フェローである藤俊満氏は、「(前略)DDoS攻撃対策は、これまで大規模で高価な仕組みが必要でしたが、クラウドサービスのオプション機能をはじめ安価なサービスが登場してきていることから、今後、その必要性の認識とともに大きく普及が進むでしょう」とコメントしている。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop