NICTに届いたEmotetメールを分析、日本のワーキングタイムを狙った配信傾向 | ScanNetSecurity
2026.10.23(金)

NICTに届いたEmotetメールを分析、日本のワーキングタイムを狙った配信傾向

 情報通信研究機構(NICT)は3月4日、NICTが受信したEmotetへの感染を狙ったメールについての分析結果をNICTER Blogで公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)は3月4日、NICTが受信したEmotetへの感染を狙ったメールについての分析結果をNICTER Blogで公開した。

 NICTには2021年12月2日から2022年2月28日の期間に,345件のEmotetメールが送信されており、特に2月3日から9日はメールが集中的に届き、160件のメールを観測している。Emotet メールを調査したところ、攻撃者が NICT の職員や過去の取引先組織を装って,NICT 職員の個人メールアドレスを標的としていたことが明らかとなった。

 NICTでは、Emotet メールの件名について英語と日本語の2種類の言語を確認しており、件名に「Re:」や「Fwd:」が付いた「返信型」(229件)とばらまき型メールで使い回された件名を「多用型」(116件)として分類している。

.Emotet メールの配信時間について、345件中322件が9時から18時にかけて配信され、配信日も平日に集中していることが判明した。日本のワーキングタイムを狙ったような配信傾向は以前の Emotet メールでは観測されなかった特徴とのこと。

 Emotet ダウンローダの配信パターンについても、「zip ファイル添付型メール」(329件)、「xlsm ファイル添付型メール」(10件)、「URL 記載型メール」(1件)、「xls ファイル添付型メール」(5件)の4種類を確認している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

    セーファーインターネット協会が利用する「さくらのレンタルサーバ」に不正アクセス

  2. メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

    メール配信システム「ブラストメール」に不正アクセス、データ持ち出しを確認

  3. ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

    ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に不正アクセス、泉大津市で寄附の受付ができない状況に

  4. 佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

    佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

  5. 近畿大学、Google Classroom上で誤って受講生の個人情報が記載されたシートを含むファイルを掲載

    近畿大学、Google Classroom上で誤って受講生の個人情報が記載されたシートを含むファイルを掲載

ランキングをもっと見る
PageTop