NICTに届いたEmotetメールを分析、日本のワーキングタイムを狙った配信傾向 | ScanNetSecurity
2026.09.12(土)

NICTに届いたEmotetメールを分析、日本のワーキングタイムを狙った配信傾向

 情報通信研究機構(NICT)は3月4日、NICTが受信したEmotetへの感染を狙ったメールについての分析結果をNICTER Blogで公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)は3月4日、NICTが受信したEmotetへの感染を狙ったメールについての分析結果をNICTER Blogで公開した。

 NICTには2021年12月2日から2022年2月28日の期間に,345件のEmotetメールが送信されており、特に2月3日から9日はメールが集中的に届き、160件のメールを観測している。Emotet メールを調査したところ、攻撃者が NICT の職員や過去の取引先組織を装って,NICT 職員の個人メールアドレスを標的としていたことが明らかとなった。

 NICTでは、Emotet メールの件名について英語と日本語の2種類の言語を確認しており、件名に「Re:」や「Fwd:」が付いた「返信型」(229件)とばらまき型メールで使い回された件名を「多用型」(116件)として分類している。

.Emotet メールの配信時間について、345件中322件が9時から18時にかけて配信され、配信日も平日に集中していることが判明した。日本のワーキングタイムを狙ったような配信傾向は以前の Emotet メールでは観測されなかった特徴とのこと。

 Emotet ダウンローダの配信パターンについても、「zip ファイル添付型メール」(329件)、「xlsm ファイル添付型メール」(10件)、「URL 記載型メール」(1件)、「xls ファイル添付型メール」(5件)の4種類を確認している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. 非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

    非表示のシートが含まれていることに気づかないまま掲載 ~ 大川市ホームページで公開した名簿データ

  3. 東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

    東京科学大学の情報基盤に不正アクセス、個人情報が漏えいした可能性

  4. 耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

    耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

  5. 通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

    通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

ランキングをもっと見る
PageTop