キヤノン製スモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターに複数の境界外書き込みの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

キヤノン製スモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターに複数の境界外書き込みの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月6日、キヤノン製スモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターにおける複数の境界外書き込みの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月6日、キヤノン製スモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターにおける複数の境界外書き込みの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

LBP674C
LBP672C
LBP671C
MF755Cdw
MF753Cdw
MF751Cdw
※上記以外の製品の脆弱性については、確認がとれ次第、キヤノンのページで案内予定

 キヤノン株式会社が提供するスモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターには、複数の境界外書き込みの脆弱性(CVE-2023-6229、CVE-2023-6230、CVE-2023-6231、CVE-2023-6232、CVE-2023-6233、CVE-2023-6234、CVE-2024-0244)が存在し、遠隔の第三者によって任意のコード実行やサービス運用妨害(DoS)攻撃をされる可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、Ver3.09以降で対策されている。

 または、信頼できない第三者からのアクセスを防ぐために、ファイアウォールなどで保護された環境の中で使用する、プライベートIPアドレスで使用する等の対策を実施を推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop