EC構築システムと不正アクセス検知サービスが連携 | ScanNetSecurity
2025.10.06(月)

EC構築システムと不正アクセス検知サービスが連携

 かっこ株式会社は1月21日、同社の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」と株式会社SUPER STUDIOの統合コマースプラットフォーム「ecforce」がシステム連携を開始したと発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
リアルタイムブロック:イメージ図
リアルタイムブロック:イメージ図 全 1 枚 拡大写真

 かっこ株式会社は1月21日、同社の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」と株式会社SUPER STUDIOの統合コマースプラットフォーム「ecforce」がシステム連携を開始したと発表した。

 「O-MOTION」は、同社独自の端末特定技術(デバイスフィンガープリント)とキータッチなどの操作情報を活用し、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものなのか、不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスで、厳格なセキュリティ対策が求められる金融機関でも採用されている。

 SUPER STUDIOの「ecforce」は、コマースDXの実現に向け、マーケティングや販売チャネルの強化、アジャイルなデータ活用を可能にする統合コマースプラットフォームで、販売チャネルの構築・強化からデータの取得・統合管理・分析・活用まで、コマースビジネスに特化した様々なプロダクトを提供している。

 「ecforce」と「O-MOTION」がシステム連携することで、「ecforce」を導入する事業者は「O-MOTION」による不正ログイン対策(会員登録時、ログイン認証時、属性変更時)を、JavaScriptタグの埋込のみで、リアルタイムブロックまで実現することが可能となった。リアルタイムブロックでは、「O-MOTION」が不正ログインと判定した場合に、自動で追加認証を要求したり、不正アクセスを遮断、不正検知から後続処理までを完全に自動化する。

 また、既に「ecforce」とシステム連携済みであるかっこの不正注文検知サービス「O-PLUX」との併用で、クレジットカード取引に関わる事業者が実施するべきセキュリティ対策を定めた「クレジットカード・セキュリティガイドライン【5.0版】」で示された「今後の不正利用対策の考え方(線の考え方)」における各場面(決済前・決済時・決済後)での一貫した不正対策が可能となる。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

    サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

    一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop