パナソニック株式会社は10月16日、「全国防犯意識調査2025」を発表した。
同社では10月の「防犯月間」、10月18日の「防犯の日」に合わせ、全国の20歳から69歳の4,700名を対象に「防犯意識」に関する全国調査を実施している。
同調査で、「これって詐欺かも」と感じた経験があるか尋ねたところ、62.3%の人が「ある」と回答し、地域別では「岐阜県」が73.0%、「高知県」が72.0%、「群馬県」「長崎県」が69.0%と、いずれも約7割以上が経験ありと回答している。
詐欺と感じた場面について尋ねたところ、「電話」が76.0%、「スマホに来たショートメッセージ」が70.6%、「ネット広告」が22.5%、「SNS」が18.7%、「訪問販売」が16.0%、「マッチングアプリなどの出会い系コンテンツ」が4.8%であった。同調査では、日常的な連絡手段が上位に挙がり、詐欺の手口が「日常の延長線」に潜んでいることが浮き彫りになったと指摘している。

