Cloudbase Blog 第15回 クラウドからオンプレミスへ、Cloudbaseが実現する統合脆弱性管理 | ScanNetSecurity
2026.06.29(月)

Cloudbase Blog 第15回 クラウドからオンプレミスへ、Cloudbaseが実現する統合脆弱性管理

 セキュリティの領域ではクラウドとオンプレミスが別々のツールで管理されることも多く、それぞれのリスクが分散してしまいます。その結果、組織全体としてどのリスクを優先的に対処すべきか判断しづらくなるケースも少なくありません。オンプレミス環境の脆弱性管理では、まず組織内にどのような資産が存在するのかを棚卸しし、管理し続けることが重要になります。

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Cloudbase Blog 第15回 クラウドからオンプレミスへ、Cloudbaseが実現する統合脆弱性管理
Cloudbase Blog 第15回 クラウドからオンプレミスへ、Cloudbaseが実現する統合脆弱性管理 全 3 枚 拡大写真

 AWS や Azure などのクラウド活用が進んだ現在でも、VPN 装置やファイアウォールなどのネットワーク機器、拠点内サーバーなど、多くの企業ではオンプレミス資産が依然として残り続けています。

一方で、セキュリティの領域ではクラウドとオンプレミスが別々のツールで管理されることも多く、それぞれのリスクが分散してしまいます。その結果、組織全体としてどのリスクを優先的に対処すべきか判断しづらくなるケースも少なくありません。

こうした課題に応えるため、Cloudbase はオンプレミス環境への対応を段階的に強化してきました。本記事では、Cloudbaseが提供するオンプレミス脆弱性管理の全体像をご紹介します。

●オンプレミス脆弱性管理の第一歩は「資産を把握すること」

 オンプレミス環境では、脆弱性管理をはじめる以前に、まず「資産を把握すること」が大きな課題です。

 クラウド環境であれば、管理コンソールやAPIを通じて稼働中のリソースを一覧化できますが、オンプレミス環境では、クラウドのように資産情報が自動的に集約される仕組みが標準で備わっているわけではありません。

 手動での台帳管理に頼るケースも多く、多くの企業では以下のような状況も見られます。

  • 資産台帳が最新の状態に更新されていない

  • 拠点ごとに管理方法が異なる

  • シャドー IT や管理外端末が存在する

  • 管理者の異動・退職により資産情報が失われている

 その結果、「どのサーバーやネットワーク機器が稼働しているのか分からない」「誰も把握していない機器が残っている」という状態に陥るケースも珍しくありません。把握できていない資産は、管理することもできません。パッチ適用や設定確認の対象から漏れれば、攻撃者にとって格好の侵入口となります。

 オンプレミス環境の脆弱性管理では、まず組織内にどのような資産が存在するのかを棚卸しし、管理し続けることが重要になります。

● Cloudbase が実現するオンプレミスの脆弱性管理

 Cloudbase では、オンプレミス環境に対して、「資産の発見」「脆弱性検出」「優先付け」の3ステップで脆弱性管理を実現します。エージェント型のセキュリティスキャンツール「Cloudbase Sensor」を対象のホストにインストールすることで、資産情報の収集と脆弱性の検出を継続的に行います。

1. 未知の資産を自動発見

 Cloudbase Sensor をインストールした Linux マシン上で discover コマンドを実行すると、同一ネットワーク内に存在するオンプレミス環境やプライベートクラウド環境内の資産を自動で検出できます。検出時には IP アドレス・MAC アドレス・開放ポート番号・推定 OS 情報なども合わせて収集されるため、実態に即した資産情報の把握が可能です。

 Cloudbase Sensor が導入されていない機器も検出対象となるため、台帳に存在しない資産や管理外となっていた機器の発見にも役立ちます。

 さらに、Cloudbase Sensor を導入済みの資産は「センサーホスト」として Cloudbase 上で管理され、稼働状況の確認やタグ付けによる組織独自の情報管理も可能です。

2. 資産に紐づく脆弱性を検出

 Cloudbase Sensor を使用することで、サーバーやネットワーク機器に対して、脆弱性スキャンを継続的に実施できます。検出された脆弱性は Cloudbase 上で一覧管理でき、OS やミドルウェアに存在する既知の脆弱性を継続的に把握できます。

 新たに公開された脆弱性や対応漏れも早期に発見できるため、未対応の脆弱性が放置される状態を防ぎ、継続的なセキュリティ管理を実現します。

3. 優先順位付け

 検出された脆弱性には、SSVC(Stakeholder-Specific Vulnerability Categorization)のフレームワークに基づく優先順位付けが自動で実施されます。

 CVSS の深刻度だけではなく、「攻撃の成立可能性」や「実際の悪用状況」なども考慮して優先度を判断するため、限られた工数の中でも本当に対処すべき脆弱性から対応を進められます。

 また、オンプレミス環境とクラウド環境のリスクを同一画面上で管理できるため、環境ごとに分断されることなく、組織全体でどのリスクから対応すべきかを把握できます。

● まとめ・セミナーご案内

 Cloudbase は、クラウドセキュリティプラットフォームから、オンプレミスを含む統合脆弱性管理プラットフォームへと、対応範囲を広げています。「資産の発見 → 脆弱性の検出 → 優先度付け」の一連の流れを、クラウド・オンプレミスを問わず一つのプラットフォームで完結できるように、今後も機能強化を続けていきます。

 また、Cloudbaseのオンプレミス脆弱性管理の詳細をご紹介するWebセミナーを、7月14日(火)11:00-12:00 に実施いたします。オンプレミスの資産発見・リスク管理にご関心がある方は、ぜひご参加ください。

▼ Cloudbaseで実現する「オンプレミス環境の脆弱性管理」 ~インフラ資産の発見からSSVCによる優先順位付け・対応まで~
https://cloudbase.ink/event/webinar-20260714

《Cloudbase株式会社》

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