ドローンを活用した「メッセージ蓄積中継システム」を開発、災害時に基地局の復旧を待たずにメールのやりとりが可能に(KDDI研究所) | ScanNetSecurity
2026.08.22(土)

ドローンを活用した「メッセージ蓄積中継システム」を開発、災害時に基地局の復旧を待たずにメールのやりとりが可能に(KDDI研究所)

 農業、インフラ維持、災害時対策など、幅広い領域での活躍が期待されている無人航空機(ドローンなど)。その利用方法として、「Eメールの配送」が新たに加わった。KDDI研究所は25日、災害時を想定した「メッセージ蓄積中継システム」を開発したことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
実験の様子
実験の様子 全 4 枚 拡大写真
 農業、インフラ維持、災害時対策など、幅広い領域での活躍が期待されている無人航空機(ドローンなど)。その利用方法として、「Eメールの配送」が新たに加わった。KDDI研究所は25日、災害時を想定した「メッセージ蓄積中継システム」を開発したことを発表した。

 このシステムは、災害などで携帯電話が使用できなくなった孤立した被災地へ、無人航空機を飛ばし、Eメール(メッセージ)のやりとりを可能とするものだ。これにより、基地局の復旧、車載型基地局の派遣などを待たずに、メールのやりとりを可能にするという。

 無人航空機は、小型のサーバとWi-Fi通信装置を搭載。物理的に孤立地域まで移動し、Eメールを集配できる。 避難所にはメッセージ保管装置を設置。被災者はスマートフォンのWi-Fiで接続し。専用アプリケーションをダウンロードしインストールする。これにより、専用のメールアドレスが発行されて、Eメールの利用ができるようになる。送信されたEメールは、無人機が飛来するまでの間、メッセージ保管装置にて一時的に保管蓄積される。無人機は、避難所を巡回してEメールを回収。非孤立地域まで飛行して戻り、従来のメールとして送信される。逆の経路で、避難所にメールを送ることも可能だ。

 KDDI研では実際、本システムを利用して、「災害により携帯電話が使用できない孤立地域」と「大きな影響を受けていない非孤立地域」を想定した二地点の間を、ドローンが飛行してEメールを送受信する実証実験を行い、成功したとのこと。

災害で孤立してもドローンでメール配送、KDDI研が実験に成功

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

    アフラック生命保険に不正アクセス、短時間に大量のデータ照会があった際に監視・制御する機能が不足

  2. ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

    ニデックWebサイトにソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセス

  3. シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

    シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃、障害が発生

  4. 藤倉コンポジットのメールアカウントに不正アクセス、すべての受信メールを社外の不明なメールアドレスに転送

    藤倉コンポジットのメールアカウントに不正アクセス、すべての受信メールを社外の不明なメールアドレスに転送

  5. サプライチェーン対策評価制度「SCS」令和8年度末に運用開始へ ~ 経産省、★3・★4 取得を後押しする新サービス整備

    サプライチェーン対策評価制度「SCS」令和8年度末に運用開始へ ~ 経産省、★3・★4 取得を後押しする新サービス整備

ランキングをもっと見る
PageTop