年金機構の事故を受けた調査結果と改善措置状況を発表、厚労省に大幅な遅れ(総務省) | ScanNetSecurity
2026.07.06(月)

年金機構の事故を受けた調査結果と改善措置状況を発表、厚労省に大幅な遅れ(総務省)

総務省は、「個人情報の保護に関する実態調査<勧告に対する改善措置状況の概要>」について発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
総務省は2月24日、「個人情報の保護に関する実態調査<勧告に対する改善措置状況の概要>」について発表した。この調査は2015年12月から2016年7月にかけて、個人情報保護法の対象となる45の行政機関、201の独立行政法人、国立大学法人、特殊法人などを対象に実施したもの。2015年5月に日本年金機構で発生した不正アクセスによる個人情報流出事案を受け、同年8月に改正された国の行政機関および独立行政法人等における個人情報の適切な管理のための指針(総務省行政管理局)を踏まえた対応状況について調査している。

調査の結果、他の行政機関では遅くとも2015年度中には見直し(改正)作業を終えているにもかかわらず、厚生労働省では189の保護管理規程のうち、2016年4月になって見直し(改正)したものが16規程あるなど、作業に長期を要している。その原因には、「雛形や準則を示していない施設等機関の所管課があること」「地方支分部局への雛形や準則の提示は、本省内部部局の保護管理規程の提示から2カ月以上の期間を要していること」「施設等機関において保護管理規程の改正状況を確認していない例があるなど、確認・支援が不十分であること」があるとし、厚生労働省保護管理規定の改正や改正内容の周知徹底などの措置を行っているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  3. なりすましメール対策に有効 ~ BIMIでロゴ表示するまでのプロセスを実例から学ぶ

    なりすましメール対策に有効 ~ BIMIでロゴ表示するまでのプロセスを実例から学ぶ

  4. PCがウイルスに感染する瞬間を実体験できる「疑似体験サイト」を公開(マカフィー)

    PCがウイルスに感染する瞬間を実体験できる「疑似体験サイト」を公開(マカフィー)

  5. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop