令和2年版 情報通信白書、「5G時代のサイバーセキュリティ」に言及(総務省)
総務省は8月4日、「情報通信に関する現状報告」(令和2年版情報通信白書)を公表したと発表した。
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同省では情報通信の現況と情報通信政策の動向について国民の理解を得ることを目的に「情報通信に関する現状報告」(情報通信白書)を1973年の第1回公表以来、毎年作成し公表しており今回で48回目となる。
同レポートでは今回、特集テーマを「5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築」としており、新型コロナウイルス感染症の流行を契機として進行するICTによる新たな生活様式や働き方、オンラインを前提とした企業活動や分散型社会を展望するほか、5Gの登場で移動通信システムが通信基盤から生活基盤、さらに産業・社会基盤へと進化する中で、様々な産業や分野に及ぼす影響について分析している。また、次世代インフラとして期待される「Beyond 5G」の実現に向けた動向も紹介している。
特に第3章第4節では「5G時代のサイバーセキュリティ」をテーマに、最近のセキュリティ事案を取り上げつつ、5Gの商用化開始に伴いIoT機器の普及がこれまで以上に進むことが予想される中、セキュリティリスクに関する利用者の意識を醸成することの重要性について触れている。
《ScanNetSecurity》
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