警察庁センサー 2021年2月期 アクセス観測状況、ポート別では「445/TCP」が約500件に | ScanNetSecurity
2025.10.26(日)

警察庁センサー 2021年2月期 アクセス観測状況、ポート別では「445/TCP」が約500件に

警察庁は3月30日、同庁のセンサーに対するアクセス観測状況をまとめた「令和3年2月期観測資料」を「@police」において公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
宛先ポート別検知件数(今月期順位)
宛先ポート別検知件数(今月期順位) 全 1 枚 拡大写真
警察庁は3月30日、同庁のセンサーに対するアクセス観測状況をまとめた「令和3年2月期観測資料」を「@police」において公開した。

これによると、2月期におけるセンサーに対するアクセス件数は、1日・1IPアドレスあたり5,438.3件で、令和3年1月期(前月期)から1,093.5件(16.7%)減少した。送信元IPアドレス数は、1日あたり45,808.0個で、前月期から3,714.1個(7.5%)減少した。

不正侵入等のシグネチャを用いた検知件数は、1日・1IPアドレスあたり1,071.4件で、前月期と比較して240.7件(18.3%)減少した。また、送信元IPアドレス数は、1日あたり12,048.1個で、前月期から466.2個(3.7%)減少した。DoS攻撃被害検知件数は、1日あたり13,283.3件で、前月期から6,570.9件(33.1%)減少した。送信元IPアドレス数は1日あたり684.9個で、前月期から1.0個(0.1%)減少している。

宛先ポート別の検知件数では、「445/TCP」が507.14 件、「23/TCP」が293.09 件、「1433/TCP」が127.95 件、「22/TCP」が113.88 件、「123/UDP」が81.95 件でトップ5となっており、送信元国・地域別検知件数では「米国」「ロシア」「英国」「中国」「インド」がトップ5であった。不正侵入等の観測結果では、攻撃手法別アクセス検知件数は「INDICATOR-SCAN」「SMBv1」「Microsoft Windows Terminal Server」「SERVERAPACHE」「ICMP」がトップ5となっている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

  2. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  3. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  4. 刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

    刑事告訴検討 ~ ヤマト運輸の元従業員が取引先企業に関する情報の一部を不正に持ち出し 2 社に流出

  5. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

ランキングをもっと見る
PageTop