独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月21日、iCam365製CCTVカメラにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
ROBOT PT Camera P201 バージョン 43.4.0.0 およびそれ以前
Night Vision Camera QC021 バージョン 43.4.0.0 およびそれ以前
iCam365が提供するCCTVカメラには、重要な機能に対する認証の欠如(CVE-2025-64770、CVE-2025-62674)の脆弱性が存在し、第三者によってカメラの設定情報へ不正アクセスされる可能性がある。
JVNでは11月21日現在、開発者による対応などの情報提供を確認できておらず、開発者に詳細を問い合わせるよう呼びかけている。
